ここでは、プログラムはユーザーがテキストを入力するのを待ち、その値を name という変数に保存します。その後、固定のテキスト Hi に続けて、変数 name に保存された値を表示します。ユーザーが Anna と入力した場合、プログラムは Hi Anna と表示します。ユーザーが Simon と入力した場合、プログラムは Hi Simon と表示します。このように、同じプログラムでもユーザーの入力によって異なるものを表示します。
name に input() を代入していることに注意してください。これは、ユーザーが入力した値を name という変数に保存するように Python に指示しています。その後、他のテキストや数値と同じように name を表示することができます。変数に保存された値を表示する際には、引用符を使わずに変数名を書きますので注意してください。
チャレンジ
ユーザーに Hello, と続けてユーザーの名前で挨拶するプログラムを書いてください。
異なる入力に対してプログラムがどのように動作するか、以下に例を示します:
入力
出力
Anna
Hello, Anna
Bob
Hello, Bob
Simon
Hello, Simon
解説
最初のテストケースでは、プログラムは Anna という入力を受け取り、Hello, Anna と表示します。
2 番目のテストケースでは、プログラムは Bob という入力を受け取り、Hello, Bob と表示します。
3 番目のテストケースでは、プログラムは Simon という入力を受け取り、Hello, Simon と表示します。