float

これまで、テキストの値(string)と整数の数値(int)を扱ってきました。しかし、アプリケーションによっては浮動小数点数を扱う必要があります。Pythonでは、これらの数値はfloatと呼ばれます。入力から浮動小数点数を読み込むには、次のような簡単なプログラムを書くことができます:
a = int(input())
b = float(input())

print(a, type(a))
print(b, type(b))
print(a + b - 1, type(a + b - 1))
もし入力された数値が107.7の場合、このプログラムは以下のように出力します:
10 <class 'int'>
7.7 <class 'float'>
16.7 <class 'float'>
 
浮動小数点数を通常の変数として定義することもできます:
pi = 3.14159265359
r = 2
print(2 * pi * r)
このプログラムは右の円の円周を計算し、12.56637061436と出力します。
notion image

チャレンジ

長方形の2つの辺hwが与えられたとき、その面積を計算して出力してください。
入力
出力
2 3
6
1.1 3.5
3.85
 
注意:2つ目の例のPythonの出力が正確に3.85ではなく3.8500000000000005となっていることに気づくかもしれません。これは、コンピュータが浮動小数点数を扱う方法によるものです。この現象がどのように起こるのか、詳しく知るためにこのビデオをご覧ください:
Video preview
Computerphileによって作成されたビデオ(Floating-Point Numbers - Computerphile
 

Constraints

Time limit: 2 seconds

Memory limit: 512 MB

Output limit: 1 MB

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