要素への安全なアクセス

辞書にキーが存在するかを確認するために if 文を書いてからそれにアクセスするのは、繰り返しになって面倒かもしれません。.get() メソッドを使って要素に安全にアクセスすることで、その繰り返しのチェックを省略できます。
# スタートアップの素晴らしいチームがあると想像してください
team = {
    'HR': ['John Smith', 'Taylor Vu'],
    'Designers': ['Garry Tan'],
    'Developers': ['Linus Torvalds', 'Yegor Bugayenko'],
}
if 'HR' in team:
    print(team['HR'])
else:
    print([])

if 'QA' in team:
    print(team['QA'])
else:
    print([])
print(team.get('HR', []))
print(team.get('QA', []))
ここでは、.get() メソッドを使って team 辞書にアクセスしています。最初のパラメータとしてキー(HRQA)を指定し、2番目のパラメータとしてデフォルト値(この例では空のリスト)を提供しています。
他の例として、数値や文字列などのデフォルト値を使って辞書にアクセスすることもできます:population.get('China', '~1.5 Billion')。もし population 辞書にキー China が存在すれば、その対応する値を返します。しかし、Chinapopulation 辞書に存在しない場合、プログラムは '~1.5 Billion' を返します。

チャレンジ

反意語辞書は、反対の意味を持つ単語を含みます。n 個の反意語ペアが与えられたとき、続く q 個の単語に対してそれぞれの反意語を出力し、初期リストにその単語が見つからない場合は Not found と出力してください。反意語ペアの単語は一意であることが保証されています。
入力の最初の行には、反意語ペアの数を示す整数 n が含まれます。次の n 行にはスペースで区切られた2つの単語が含まれ、これは反意語のペアを表します。次の行には、クエリする単語の数を示す整数 q が含まれます。続く q 行には1つの単語が含まれます。
プログラムは q 行を出力する必要があります。各行には、その単語の反意語を、初期リストに反意語が存在しない場合は Not found を出力してください。
入力
出力
5 warm cold sunny cloudy fast slow tired energetic love hate 3 warm hate potato
cold love Not found
 

Constraints

Time limit: 2 seconds

Memory limit: 512 MB

Output limit: 1 MB

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