特殊文字
文字列変数を宣言する際、
a = 'hello'のようにシングルクォーテーションで始めてシングルクォーテーションで終わることができます。では、Hi, I'm a programmerという文字列を使いたい場合はどうでしょうか？この文字列にはすでにシングルクォーテーションが含まれています。Pythonは文字列の途中ではなく、終わりにシングルクォーテーションが来ることを期待しているため、これは問題になります。この問題を避ける方法はいくつかあります：- シングルクォーテーションで文字列を始めるのを避けて、代わりに
"を使用することができます。しかし、この方法も最適ではありません。なぜなら、文字列内に"が含まれる場合もあるからです（例：A really “good” product）。
- このような場合のために設計されたエスケープ文字
\を使用することができます。\は、直後の文字をエスケープします。そうすると、文字列の宣言はa = 'Hi, I\'m a programmer'となります。これにより、Pythonは途中の'を文字列の終わりではなく、単なる記号として扱います。
以下はPythonでよく使われるいくつかの特殊文字です：
シンボル | 説明 | 例 | 出力 |
\' | A single ' | print('\'') | ' |
\" | A single " | print('\"') | " |
\\ | A single \ | print('\\') | \ |
\t | Tab | print('\t') | |
\n | 改行（エンター） | print('\n') |
|
課題
5文字の文字列が与えられたとき、それぞれの文字をタブで区切って出力してください。
入力 | 出力 |
hello | h e l l o |
ヒント：printするときにf文字列を使うことができます。
Constraints
Time limit: 2 seconds
Memory limit: 512 MB
Output limit: 1 MB