Divide and Conquer(分割統治)は、アルゴリズムの問題を解くうえで広く用いられる手法です。すでに取り上げた他の手法としては、Greedyアプローチ(貪欲法)では各ステップで最適解を選び、Dynamic Programming(動的計画法)では過去の結果を基に現在の状態を構築します。一方、Divide and Conquer(分割統治)の場合、大きな問題を小さなサブ問題に分割(Divide)し、それぞれを個別に解き、それらの解を組み合わせて最初の問題を解決(Conquer)します。つまり、複数のサブ問題を解いて結果をまとめることで、元の問題を効率的に解くアプローチです。